最近の異様なサウナブームで、サウナ室内は密・密・密。
その勢いはとどまることを知らず、サウナ室内だけではなく、銭湯に入るのに順番待ちもざらという。
サウナで整うことが難しくなってきたこの状況下で、待望の商品が!!
商品名は「お風呂deサウナ傘」。ネーミングセンスは…というところだが、発想としては素晴らしい。
すぐにネットでポチ。
商品概要
ダンボールで綺麗に梱包されてやってきたが、中身はただの傘。
開けたら本当に傘が入っていた。
パッケージにはきちんと使用方法についても記載がある。めちゃくちゃ親切(笑)
- 傘を片方の手で手元(ハンドル)を持ち、もう片方の手で押し上げて開いて下さい
(その際、本製品に気を取られ転倒したり、すべったりしないようご注意ください。) - 傘内側の中棒を持ちながら、入浴し体を覆うように浴槽のフレームの上に設置して下さい。
- 傘を覆った状態で入浴しますと、湯けむり(水蒸気)が本製品内に立ち込め徐々に温度・湿度が上がっていきます。
- 傘のご使用を一旦やめる際は「傘内側の中棒を持ち浴槽から出て、傘を閉じタオル掛けに手元(ハンドル)を掛けて下さい。
- 傘に付着した水滴を落とし債は、傘の開閉を繰り返したり、床につかない程度んで軽く上下に振って水滴を落として下さい。
- 傘の使用後は、本製品を風通しの良い場所(陰干し)で乾かして下さい。
実際に浴槽に置いてみた
傘を開くとピッタリと浴槽にはまるじゃありませんか。
湯船の温度を下げにくくするためにも、フタをしたまま使ってみます。
ちょっとおしゃれに「サウナ」の文字を書いてみました。水滴が垂れてホラーみたい。
2分後。
文字が薄くなってきている…!蒸気が傘内部で立ち込めている証拠ですね。
6分後。
ほぼ見えなくなっている…!
ちなみに、浴槽内の温度は43℃で設定、水温が下がると自動で追い焚きになる機能で試しています。
使ってみての感想
サウナ傘の内部はほぼ密室ということもあり、傘を取ると浴槽内の温度との違いが良く分かります。
なので、サウナ傘を使うことで高温・高湿度を保つことができることが分かりました。
ただ、お手軽にサウナを体験するには良いですが、より高度のサウナを求めるのであればお風呂場のスペースとそれなりの準備が必要かもしれません。
銭湯などの施設とは違って自宅のお風呂でサウナ→水風呂→外気浴を完結する必要があります。
バスタブとシャワーが別々の家庭はなんとかなるかもしれませんが、ホテルや個室マンションのようなバスタブとシャワーが一体となっていれば、お湯を抜きながら水風呂を浴びなければなりません。
そこがネックですね。
外気浴に関しては、脱衣所に椅子を置くことでなんちゃって外気浴を演出することもできます。
タイトルにもあるように「お手軽にサウナを体験する」ということであれば、達成はできるでしょう!!